セリエA最下位に沈むモンツァが指揮官ネスタを解任…今夏に就任もリーグ戦17試合を終えてわずかに1勝のみ
モンツァは、アレッサンドロ・ネスタ監督の解任を発表した。 今夏に退任したラッファエレ・パッラディーノ監督の後任としてモンツァを指揮したネスタ監督。現役時代にはミランやイタリア代表として数々のタイトルを勝ち取った同指揮官の下で、チームはさらなる躍進が期待されていた。 しかし、今シーズンのモンツァは、開幕から低調な戦いを続け、リーグ戦初勝利までに8試合を要した。その後も浮上のきっかけをつかめないまま、年内最後のホーム戦でユヴェントスに1-2で敗れて、第17節を終えてわずかに1勝のみの勝ち点10の最下位に沈む。 そして、敗れたユヴェントス戦の翌23日、モンツァはネスタ監督を解任したことを発表。声明の中で「モンツァはアレッサンドロ・ネスタのファーストチームコーチとしての職を解くことを発表する。クラブはコーチに感謝し、将来の成功を祈っている」と伝えた。 さらに同日、モンツァはネスタ監督の後任としてサルヴァトーレ・ボッケッティ監督の就任を発表。現役時代にミランでもプレーし、2シーズン前までエラス・ヴェローナでコーチを務めていた38歳の新指揮官に残留争いに巻き込まれるチームを託すことになった。なお、同指揮官の初陣は、28日の敵地での鈴木彩艶擁するパルマとの一戦となる。