【アカデミー賞2024】犬の参加に裸芸も…授賞式必見シーン10
ちなみに続いてそこに『バービー』のマーゴット・ロビーもエマの祝福に。4人で熱く語り合っていた。
エマ・ストーン、ドレスが破けちゃった
ところでエマが受賞、スピーチのためにステージに上がったとき何やら異変が。エマの背後にいたプレゼンターのシャーリーズ・セロンやジェシカ・ラングが彼女の背中を気にして気遣う様子。実はエマ、ドレスの背中が破けるという不運に見舞われていた。エマ曰く「さっきの『I'm Just Ken』のときに破けちゃったんだと思う」。スピーチの最後で家族への愛を語ったエマは「一番重要なことは娘-3日後に3歳になるのだけれど-彼女は私の人生を劇的に変えてくれました。あなたを空よりも大きく愛している」。友人のテイラー・スウィフトの歌「Bigger Than the Whole Sky」を引用してスピーチを締めくくると「ドレスの後ろを見ないでね」と言って退場していった。
『ゴジラ―1・0』が視覚効果賞! 山崎貴監督が感動のスピーチ
日本からは『君たちはどう生きるか』が長編アニメーション賞に、『ゴジラ -1.0』が視覚効果賞に、『PERFECT DAYS』が国際長編映画賞にノミネートされていた今年。『君たちはどう生きるか』と『ゴジラ -1.0』が見事受賞を果たした。『ゴジラ -1.0』の山崎貴監督は受賞スピーチで「ハリウッド以外で映画製作に取り組んでいるアーティストのみなさん、これはハリウッドが私たちの作品を見てくれている。誰にもチャンスがあることの証だと思います」とコメント、クリエイターたちにエールを送った。
『実録 マリウポリの20日間』の監督、「作らなければよかった」
長編ドキュメンタリー賞を受賞したのはジャーナリストでもあるウクライナのミスティスラフ・チェルノフ監督。ロシアのウクライナ侵攻をそのまま映像に収めた映画『実録 マリウポリの20日間』が輝いた。チェルノフ監督はステージに上がると「この映画を作らなければよかった」とコメント。この作品を撮った背景を考えると手放しでは絶対に喜べない複雑な心境を語った。「この賞と引き換えに、ロシアがウクライナを攻撃したり、私たちの街を占領したりしないようにできたらいいのに。私に対する評価を、何万人もの私の同胞を殺さないロシア人に与えられたらいいのにと思う」。
アリアナ・グランデ、4年ぶりにアワードに出席
今回の授賞式で注目を集めたプレゼンターの1人がアリアナ・グランデ。彼女がアワードに出席するのはなんと4年ぶり。2020年のグラミー賞授賞式以来だった。アリアナは今年11月に公開される映画『ウィキッド』で共演したシンシア・エリヴォと共に登場、歌曲賞のプレゼンターを務めた。久しぶりのステージでは同作で演じたグリンダをイメージしたような「ジャンバティスタ・ヴァリ」のピンクのドレス姿を披露した。