【アカデミー賞2024】犬の参加に裸芸も…授賞式必見シーン10
ビリー・アイリッシュ、2度目の歌曲賞
ケンも頑張ったけれど残念ながら受賞はならず。同じく映画『バービー』の「What Was I Made For?」を手掛けたビリー・アイリッシュとフィニアス・オコネルが受賞した。2人は映画『007/ノー・タイム・トゥー・ダイ』の「No Time To Die」に続いて2度目の受賞。ビリーは「アカデミーのみなさん、本当にありがとう。こんなことが起きるなんて思っていませんでした。とても幸運で光栄に思っています、グレタ、どこ? 愛してる!」と監督のグレタ・ガーウィグに感謝。
「この曲、この映画、そしてこの映画が私に感じさせてくれたことにとても感謝しています。この映画やこの映画の素晴らしさに影響されたすべての人にも」と真面目にコメントしつつも、最後はビリー節が炸裂。「親友のゾーイ、一緒にバービーで遊び、そばにいて一緒に大人になってくれてありがとう。ダンスの先生、合唱の先生、ミス・ブリガム、私を信じてくれてありがとう! ミス・T、私のことを嫌ってたけど、あなたはいい仕事をしたよ!」 (写真はステージで同曲をパフォーマンス中のビリー)
先住民族のパフォーマーが迫力の演奏を披露
歌曲賞といえば『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』からノミネートされていた「Wahzhazhe (A Song For My People)」も忘れてはいけない。作曲家のスコット・ジョージは先住民族のザ・オセージ・シンガーズと共にステージに登場。民族衣装によるドラムの演奏とダンスと共に歌を披露、会場のセレブたちのスタンディングオベーションを受けた。
主演女優賞のエマ・ストーン、他の候補者と熱くハグ
主演女優賞を受賞したのは『哀れなるものたち』のエマ・ストーン。2017年の『ラ・ラ・ランド』に続いて2度目の快挙となった。エマは受賞スピーチで「ザンドラ、アネット、キャリー、リリー、これはみんなと一緒にとったものです。私は皆さんに畏敬の念を抱いています。みなさんと一緒にこれを成し遂げられたことをとても光栄に思います」と他の候補者たちを称賛した。スピーチを終えてステージを降りたエマはその言葉を即実行。『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』のリリー・グラッドストーンと『ナイアド ~その決意は海を越える~』のアネット・ベニングとがっしりハグを交わしていた。