【アカデミー賞2024】犬の参加に裸芸も…授賞式必見シーン10
ジョン・シナ、ほぼヌードで登場
衣装デザイン賞発表の前フリでジミーは今年が「アカデミー賞史上最もクレイジーな瞬間の50周年」であることを紹介。1974年の授賞式でプレゼンターのデヴィッド・ニーヴンがエリザベス・テイラーを紹介しているとき、舞台上をストリーカーが横切った事件を紹介した。「今日全裸の男がステージを横切るところを想像できる?」。すると舞台の袖から俳優で元プロレスラーのジョン・シナが顔を出し小声で「ジミー!」。シナは50周年を記念し、素っ裸で舞台上を駆け抜ける演出を引き受けていたもよう。でも「気が変わった。こんなにエレガントなイベントでそんなことをするのは正しいこととは思えない」「こんな趣味の悪いアイディアを提案したことを恥じるべきだと思う。男性の体はジョークじゃないよ!」
でも舞台に出て衣装デザイン賞は発表しないといけない。受賞者が書いてある封筒を渡されたシナはそれで前を隠しながらビルケンストックだけの姿で横歩きでステージの上へ。「衣装はとても大切です。もしかしたら一番大切かもしれません」と説得力の溢れるプレゼンをスタート。とはいえこのままだと、封筒を開けなくてはいけない発表の瞬間は放送禁止シーンになってしまう可能性が大。候補者たちを紹介している間にジミーがカーテンをギリシャのトガ風に着付けて切り抜けた。
“ケナジー”炸裂
映画『バービー』の「I’m Just Ken」で歌曲賞にノミネートされていたライアン・ゴズリング。観客席でパフォーマンスを始めたライアンはバービー役のマーゴットの耳元で歌ってからこの映画の音楽を担当したマーク・ロンソンの待つステージへ。そこにはケンに扮したバックダンサーたちに加え、作品で他のケンを演じた4人-シム・リウ、スコット・エヴァンス、キングズリー・ベン=アディル、チュティ・ガトゥも全員集合。たくさんのケンたちと一緒にパフォーマンスを繰り広げた。
後半にはギタリストのスラッシュとベーシストのウォルフガング・ヴァン・ヘイレンも参戦。ライアンは再びステージの下におりてグレタ・ガーウィグやアメリカ・フェレーラ、マーゴット・ロビーらこの映画のキャストにマイクを差し出して一緒に歌うと、映画『ラ・ラ・ランド』の盟友エマ・ストーンとも合唱。ケナジーが炸裂、いい意味でケンダムと化したステージに会場のセレブたちも大興奮。大歓声と拍手が起きた。