川崎F、長谷部茂利氏の来季監督就任を発表!「創設初年度に在籍したフロンターレに…」 5季に渡り福岡を指揮 | Jリーグ
【国内サッカー 最新ニュース】川崎フロンターレは12月12日、長谷部茂利氏の来季監督就任が決定したことをクラブ公式サイト上で発表した。 長谷部氏が川崎Fの指揮官に就任する。 川崎Fのクラブ公式サイトは「川崎フロンターレでは、来季のトップチーム監督に長谷部茂利氏が就任することが決定いたしましたので、お知らせいたします」と発表。同サイトには、次のように長谷部氏のコメントが掲載されている。 「来シーズンから監督を務めることになりました長谷部茂利です。クラブ創設初年度に在籍したフロンターレに、このような形で戻ってこられることをうれしく思っています。これまで在籍された監督、スタッフ、選手が築き上げてこられたフロンターレらしさを大事にしながら、さらにそのサッカーを進化させ、川崎市民の皆様、ファン・サポーターの皆様、パートナーの皆様と一緒にタイトル奪還を目指して戦ってまいります。応援よろしくお願いします」 1971年4月23日生まれの長谷部氏は、現在53歳。神奈川県横浜市出身で、現役時代はヴェルディ川崎(現:東京ヴェルディ)やヴィッセル神戸、ジェフユナイテッド市原(現:ジェフユナイテッド千葉)などでプレーした。また、1997年にはジャパンフットボールリーグ所属(当時)の川崎Fへ期限付き移籍。クラブ創設初年度という記念すべきシーズンに選手として携わった。 2003年に現役を引退すると、以降は指導者に転身。神戸で指導者としてユース年代を指導すると、2011年からはトップチームコーチに就任した。その後は千葉と水戸で監督を務め、2020年より福岡の監督に就任。就任1年目に明治安田生命J1リーグ(現:明治安田J1リーグ)昇格を成し遂げると、2023シーズンにはクラブ史上初の主要タイトルとなるJリーグYBCルヴァンカップを獲得。J1リーグでクラブ最高成績の7位フィニッシュ、天皇杯 JFA 全日本サッカー選手権大会でも4強入りと歴史的な1年を過ごした。最終的に、福岡ではクラブ史上最長となる5シーズンに渡って指揮官を継続。同クラブで一時代を築いた。