【小倉2歳S】前走の勝ち方が重要に 好データが集中したポートデラメール、エイシンワンドが中心
本命候補に回避の可能性あり…?
小倉2歳Sのデータをまとめてみよう。 【好走率アップ】 A「牡馬」 B「新馬勝ち」 C「前走タイム差なしの勝利、もしくは0.6秒差以上の勝利」 D「前走1番人気」 E「前走馬体重440~460kg」 【好走率ダウン】 F「3、4月生まれ以外」 【勝ち馬なし】 G「前走2着以下」 【連対馬なし】 H「前走ダート」 I「前走5番人気以下」 J「前走1400m」(※参考) K「九州産馬」 プラスデータ5つをすべて満たしている馬はいない。4つはエコロジークだけ。マイナスデータに該当していないので、すんなり本命が決まるかと思いきや、登録はあるもののこのレースに出走するかどうかは微妙とのこと。よって注意としたい。 プラスデータ3つは、エイシンワンド(ABD)と、ポートデラメール(BCD)。牡馬か牝馬の違いだが、それよりポートデラメールが満たしているC「前走タイム差なしの勝利」のデータが強力。ポートデラメールを◎、エイシンワンドを◯としたい。 ケイアイマハナもプラスデータを3つ持っているが、マイナスデータが2つ。特に連対馬が出ていないH「前走がダート」に該当しているのでノーマークとする。 プラスデータを2つ持つ馬は複数いるが、その中でタマモティーカップを3番手に推したい。馬券に絡む確率が高いE「前走馬体重440~460kg」に、唯一該当するのが魅力だ。 あとはプラスデータを2つ持つ馬で、マイナスデータに該当しないレイピアを。 ◎ポートデラメール ◯エイシンワンド ▲タマモティーカップ △レイピア 注エコロジーク 《ライタープロフィール》 門田 光生(かどた みつお) 競馬専門紙「競馬ニホン」で調教班として20年以上在籍。本社予想などを担当し、編集部チーフも兼任。現在、サンケイスポーツにて園田・姫路競馬を中心に予想・記事を執筆中。 今年の小倉2歳Sは9月1日に行われます。20年以上前、8月30日に新幹線で小倉競馬場へ向かって、9月1日に帰ってきたことがあります。会社から渡された切符が8月末期限の往復切符で、帰りに改札で引っかかって駅員に理由を聞かされたとき、がく然とした記憶があります。この時は手持ちがなく、休日の夜に下せるATMがなければ詰んでいたかもしれません。
門田 光生