浦和GK西川周作「この手で守ります!」 180人の握手会で守護神としての決意 一日区長に就任
浦和のGK西川周作(38)が27日、一日緑区長に就任した。埼玉県のプロスポーツクラブとしてさいたま市内の一日区長に就任するのは初だという。 埼玉スタジアムで巡回しながら、PR活動などを行った。もみくちゃになりながらも「注目されるのも好きだし、みんなに話すのも好きなので逆にパワーをもらえる場」。プレー以外の活動については「こういうイベントというのは、話が来たら凄くうれしいし、どんどん積極的に参加させてもらいたい。選手である以上は大事にしたい」と語った。 180人の握手会では笑顔を絶やさず、一人一人と丁寧に握手。「たくさんの方に声をかけられた。前節の柏戦のことも凄くうれしかったという話と西川選手がきっかけで浦和レッズも好きになったし、キーパーもやり始めたっていう子供もいた。自分が一つきっかけになって、皆さんの生活の一部につながっていることを改めて実感できて凄くうれしかった」と笑顔で話した。 コロナ以降の握手会については「久しぶりすぎて新鮮。握手しながら目を見てメッセージをいただいて返してというやりとりが凄く楽しかった」。浦和の守護神としての決意も示したという。「この手で守ります!みたいな感じで僕も言わせてもらった。また勝利を届けたい」と力を込めた。 敵地・横浜戦は5連敗中。30日の一戦に向けて「悪い流れというのは断ち切らないといけない。でも、マリノスとやる時の感覚は、ここ数年良くなっているので自信を持って挑みたい」と意気込んだ。DFマリウス・ホイブラーテンが累積警告で出場停止となるが、「マリウスができることはカバーしないといけない部分があると思う。代わりに入った選手が、しっかりと役目を果たすというか、モチベーション高く今も練習できていると思うので、期待に応えてくれると思っている」と見据えた。