【MotoGP】エスパルガロ「スタートで問題がなければ勝利を争えていたはず」決勝にも自身アリ……有終の美いける?
カタルニア・サーキットで行なわれたMotoGP最終戦ソリダリティGPのスプリントレースを4位で終えたアレイシ・エスパルガロ(アプリリア)だが、スタートで問題がなければ優勝争いができたはずだと語る。 ソリダリティGPが引退戦となっているエスパルガロだが、その速さは衰えておらず、予選では2番グリッドを獲得。今年5月に同地で行なわれたカタルニアGPではスプリント勝利を収めているだけに、引退戦で華々しい結果を残すかとも思われた。 しかしそんな期待は、スタートで大きく出遅れたことで叶わなかった。ペース自体は良く、7番手から追い上げていったが、4位でのフィニッシュが精一杯だった。 スプリントレース後、エスパルガロはスタートの問題がなければ、フランチェスコ・バニャイヤ(ドゥカティ)と勝利を争えていただろうと語った。 「スプリントでの良いペースには僕もかなり驚かされたよ」とエスパルガロは言う。 「だけどスタートで問題が出てしまったんだよね。フロントが大きく浮いてしまって、(ターン1の)ストレートエンドでは10番手とかになってしまった」 「バニャイヤとのギャップは、フィニッシュ時よりもスタート時の方が大きかったんだ。僕は追い上げることができたけど、もう遅かった」 「1周目のことがなければ、僕はペッコと優勝を争えていたと思う」 決勝レースに向けてエスパルガロはチャンスがあると考えている。 「日曜日に向けて、僕らにはチャンスがあると思う。僕は2番手でポールにも近いし、スプリントでも良いペースがあったからね」
German Garcia Casanova