アルファードで数万円の「車両保険」を節約していたら、追突事故で「100万円」以上の修理費用が…! 車両保険は“不要”と思っていたのですが、入っておくべきだったのでしょうか?
それでも車両保険をつけたい人におすすめの方法
前述の通り、車両保険は絶対に入らなくてはならないものではありませんが、新車を購入したばかりの人や自然災害が発生しやすい地域に住んでいる人など、「どうしても車両保険をつけておきたい」と考える人もいるでしょう。そのような人には限定型(エコノミー型)の車両保険で免責金額を高く設定することをおすすめします。 限定型は補償範囲が限られ、単独事故やあてにげ、自転車との接触などによる損害は補償されませんが、保険料は一般型に比べて安くなります。また免責金額とは保険使用時の自己負担額です。例えば免責金額が5万円で修理代が30万円の場合は、5万円を自己負担し、保険から25万円が支払われます。 免責金額を高く設定すれば、修理代などの自己負担額は高くなりますが、保険料は安くなります。車両保険をつける場合は「高額な修理代や買い替え」だけに備えるような形にしたほうが保険料を抑えることができます。
まとめ
車両保険は車の購入代金や使用年数などによって変動しますが、保険料は年間で数万円かかります。仮に10年間払い続ければ数十万円の出費となりますので、「自分には本当に車両保険が必要か」どうかを考えて判断したほうが良いでしょう。 出典 損害保険料率算出機構 2023年度(2022年度統計)自動車保険の概況 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部
【関連記事】
- ◆新車700万円のトヨタ「アル・ヴェル」が街中をバンバン走っている謎。みんなそんなに「高年収」なの? よく見かける理由について検証
- ◆車は「5年おき」に買い替えるのがお得? 10年乗る人とは「400万円」の差に!? メリットについても解説
- ◆車に「駐禁シール」が貼られたので、出頭して違反切符を切られた! 友人に「出頭しないと加算されないのに」と言われたけど、反則点数が加算されない場合もあるの? 2つの対応を詳しく解説
- ◆レンタカーの「禁煙車」で喫煙して「賠償金」の支払いを求められています…少しだけだったのですが、本当に支払わなきゃいけませんか?
- ◆車のバッテリー交換が「1万6000円」お得に!? JAFに頼めば「交換料0円」のお得な裏技を紹介