参院政倫審、18日にも開催で合意 山谷えり子氏ら4人が公開で弁明へ
自民党の石井準一、立憲民主党の斎藤嘉隆両参院国対委員長は12日、国会内で会談し、自民の派閥パーティー収入不記載事件を受けた参院政治倫理審査会(政倫審)を18日にも行うことで合意した。 与野党は12日の参院政倫審の幹事懇談会で、審査の公開を希望・容認した山谷えり子、森雅子、太田房江、松川るいの4氏の政倫審の開催方針を確認した。 佐藤正久与党筆頭幹事(自民)は幹事懇後、記者団に対し、非公開を希望している23人について「(公開への)翻意を含め、働きかけをしている最中だ」と野党側に説明したと明らかにした。臨時国会での審査開催は見通せない状況だが、佐藤氏は「27人全員の審査を行うことが大事だ」と強調した。 一方、石井氏と斎藤氏は会談で、令和6年度補正予算案を審議する参院予算委員会を13、16両日に実施する日程でも合意した。