照明をイサム・ノグチの「AKARI」に変えるだけでインテリアのおしゃれ度爆上がり!|Mart
彫刻家イサム・ノグチが岐阜提灯と出会ったことから製作された照明シリーズ「AKARI」。インテリアの仕事をしていたMart読者会員の樋口さんは、照明を「AKARI」にすることで部屋の印象が変わったと言います。提灯がモチーフのAKARIとは? 実際どんなふうに使っているの? その魅力をご紹介します。
AKARIとは?
AKARIが展示されたショールーム(オゼキ東京営業所) 彫刻家のイサム・ノグチが、和紙と竹を使った伝統工芸“岐阜提灯”と出会い、光の彫刻として製作したのが「AKARI」です。アメリカ・ニューヨークをはじめ世界各国の展覧会に出品され、海外にも多くのファンがいます。1950年代から35年をかけ、200種類以上ものさまざまな形や大きさの「AKARI」を生み出し、いまも制作当時の型を使い、職人さんが一つひとつ丁寧につくっています。 Mart読者の樋口さんがAKARIを知ったのは10年ほど前。インテリア事務所で働いていた頃です。「和紙を通したやわらかい光が印象的で惚れ惚れし、間接照明が好きなので自宅でも使いたいと思うようになりました。値段を見るとマンションの部屋にも合うようなサイズの商品は1万円~2万円台と手頃だったので、最初にペンダントライトを、数年前にスタンドライトを買いました」 実際にご自宅でどんな風に使っているか見せていただきました。
グリーンと好相性のペンダントライト
天井から吊るすペンダントライトは、リビングで使用。ヴィンテージ家具を中心にリノベーションし、大小さまざまな観葉植物を飾ったお部屋にぴったりです。 「一人暮らしの頃から長く愛用しています。海外のインテリアのスタイリング写真を見ていると、グリーンと上手く組み合わせている家が素敵だなと思っていたのですが、AKARIとグリーンも相性がいいんです。3歳の娘は『お月様みたい』って言ってます(笑)。我が家は照明を時々模様替えするのですが、AKARIは提灯と同じつくりだから平たく折りたためて場所を取らないのも魅力です」(樋口さん)