暗い場所でも美映像、ロジクールのウェブカムは導入する価値あり
ノイキャン上手なマイク
室内の雑音を軽減するマイクのノイキャン、これMX Brioはお見事です。いろいろ試してみたのですが、部屋の暖房の音、お隣の幼稚園の子どもたちの声、完全に消してくれました。 人と電話していると、幼稚園の子どもの声は特に響くようで、私の声が聞きづらいといわれることがよくあるのですが、MX Brioいい仕事してくれました。ファンを真横に置いてみましたが、この音にも屈さず。高めの音ならどうかな?と思って、キーボードを叩きまくってみたのですが、これもなんのその。 ウェブカムに内蔵されている「デュアル ビームフォーミング ノイズリダクションマイク」と、AIによる背景雑音抑制の力の賜物ですね! ノイキャンは絶賛できますが、マイクとしては音質が気になります。マイクを通すと、どうしても私の声がこもって小さく聞こえてしまうんです。また、低音に弱いようなのと、たまにキーンとした音が入るのが難点。ただ、ある程度のウェブカムに投資する人(ウェブ配信者とは)は、たぶん外付けウェブカムの他に外付けマイクを使っている可能性が高いので、使わないという選択肢もあるかも。
いまいちなソフトウェア
目的に応じて専用のソフトウェアがあるのはとても芸が細かい! 配信系にはLogi Options+、ゲーマーにはG Hub、ビジネスユーザーにはLogi Tune。ただね…どれもいまいちなんです。いまいちというか、最低限の機能だけなので、そこまで便利というわけでもないかなって。 例えばLogi Options+なら、視野のオプション90度・78度・65度から選べて、シャッタースピードとISOいじれて、露光オートがあるくらい。 あとは全体で色の温度や明るさ、コントラスト、ホワイトバランスなどがいじれる。オートフォーカス設定もあります。「ショーモード」という、デスク上にあるメモやスケッチを映して共有しやすくするユニークな仕様がありますが、それ以外は至って一般的。背景やフィルターくらいはあってもよかったのでは。