暗い場所でも美映像、ロジクールのウェブカムは導入する価値あり
暗所パフォーマンス優勝
暗所性能めちゃいいらしいぞと、ハードル高めでレビューに臨んだにも関わらず、「暗所でもすごくよく映ってる!」と改めて驚いたほどキレイです。 これじゃ暗くて作業しづらいぞってレベルまで部屋を暗くして使ってみましたが、クッキリと言っていいほど顔がしっかり映っていました。もちろん影になる部分は多少ボケますが、ノートPC画面の光が当たっている部分は、十分にあえて何も言うことないほどきちんと見えました。 以下の画像、これ真っ暗な部屋で撮影。光はノートPCのディスプレイ(明るさ30%)のみ。パンダちゃんはっきり見えています。 ウェブカムの暗所性能コンテストがあったら、間違いなく優勝すると思います。 そう言い切れるのは、暗いところでも顔が見えるだけでなく、映像にクリアさがあり、髪の毛のディテールまで捉えているということ。ピクセルが大きいということは、よりたくさんの光子を集めるということであり、光子が多ければ光電子も多くなり、結果としてセンサーの光感度も上がるということ。 暗い部屋で高評価ってことは、つまり明るい部屋ならよりキレイなんです。ディテールまでしっかり写ります。毛穴とかシミとか、気になる人は気になっちゃうほどにね…。私の部屋の全然掃除していない鏡より、ウェブカムの方がキレイかも。実際、鏡では気づかなかったニキビをウェブカム越しに発見してしまいました…。 後出しになりますが、ここまでキレイなのはこのスペック、センサー8.5MP、画質は4K(30FPS)、1,080p(60FPS)を見れば当然です。 前モデル(2017年のBrio)よりも圧倒的キレイですが、新型には赤外線センサーが付いていません。顔認証ログインとかで重宝していただけに残念。なんでなくしてしまったんでしょう?
デザインがいい
外観デザインは、2017年モデルよりも圧倒的に良くなったと思います。丸みのあるチューブのようなメタルの中央に、大きく配置されたレンズ。価格以上の高級感がある! レンズにはプライバシー保護のためのレンズシャッターが付いていますが、これ、レンズ周りのベゼルを回転させて使います。なんてことないんですが、これが個人的にすごく好き。シャッター開閉するときのベゼルのカチカチに、フィジェットトイ的な快感があるのかも…。 他にはレンズ用のガラスのプロテクター、ウェブカムON状態を目視できるLEDライト、マイクあり。後ろ側にUSB-Cポートあり。背面がごちゃついちゃうのはしょうがないよね。 デザインの良さを支えているのは…重さ。そう、このウェブカムかなり重いです。2017年モデルが63gだったのに、新モデルは137gと倍以上に激増。 重さはウェブカムのセットアップにとって、ちょっとマイナスになりますよ。ノートPCと一緒に使おうとすると、うまくバランスを取るのが難しい。バランスが崩れると落ちちゃう。 また、付属USB-Cのケーブルが謎にゴツいので、ウェブカム使用中はデスク上がごちゃっとします。ケーブルがあちこちにでて見えているのが嫌いという人は、たぶんこれ若干ストレスです。