ヤンキースが絶対的守護神デビン・ウィリアムズを獲得 ブルワーズと1対2+金銭トレード
ヤンキースは13日、ブルワーズの救援右腕デビン・ウィリアムズ投手(30)をトレードで獲得したと発表した。ヤ軍からは先発左腕ネスター・コルテス(30)投手とマイナーの内野手1人がブルワーズへ移籍し、さらに200万ドル(約3億円)が支払われる。 ウィリアムズは19年にブルワーズとメジャー契約を結び、20年に22試合登板で4勝1敗、防御率0.33の成績を残して新人王に選ばれた。22年途中から守護神となり、23年には36セーブをマーク。20、23年はオールスターゲームと最優秀救援投手賞「トレバー・ホフマン賞」に選出された。 今季は背中の疲労骨折で出遅れたものの、1勝14セーブ、防御率1.25でブルワーズの地区優勝に貢献。今オフに救援右腕クレイ・ホームズがFAとなりメッツへ移籍したヤンキースにとって、世界一奪回へ向けた絶対的守護神の加入となった。 ウィリアムズは96マイル(約154.5キロ)のシンカーとフォーシームに加え、“エアベンダー”の異名を取る鋭く曲がり落ちるチェンジアップを決め球に持つ。ヤンキースのキャッシュマンGMは数年前から獲得を狙っていたと明かし、「力強い速球と破壊力のあるチェンジアップ。それが彼のトレードマークだ。デビン・ウィリアムズほどの実力を持つ投手を見つけるのは簡単ではない」と話した。