車検事前メンテで発覚したら、車検取得後の「事後メンテ」で改善!! トランポもリフレッシュしよう!! Vol.19
フロントブレーキは点検&パッド交換も実践しましたが……
2年に1度の継続車検へ持ち込む際には、前後ブレーキの点検と調整、ヘッドライトの光量確認と光軸調整、ステアリングやドライブ系ジョイントブーツに破れや破損、そして、グリス漏れや滲みなどが無いか、しっかり点検しなくてはいけません。先日、継続車検をパスした通称「青帽サンバー」こと、元赤帽運送協同組合払い下げ車は、これらの事前メンテナンスをしっかり行っていました。 【画像】「えぇぇぇぇ!」これが「実走32万キロ」のスバル「サンバー」です! 画像で見る(16枚)
検査事前の答え合わせは、車検場近所にある予備車検屋さん(通称テスター屋さん)で有料確認することができます。ぼくの場合は、黄ばんでいたヘッドライトボディを交換していたので、ヘッドライトの光量確認と光軸調整をお願いしました。 ブレーキに関しては、フロントのブレーキパッドが交換時期を迎えていたので、手持ちの新品パッド2種類をバイク仲間の整備ガレージへ持ち込みました。ところが、すり減ったパッドを外してみたところ、なななんと「パッド形状がまるで違っています!!」。 早速、インターネットを検索してWEBパーツリストで調べると、どうやらサンバーには4種類のブレーキパッドがあるようです。バンやトラックの12インチタイヤに対して、ワゴンの13インチタイヤ車は、ローター径が大きい分、キャリパーが異なり、ブレーキパッドの形状も異なっていました。さらに前期モデルと後期モデル用があるらしく、それ故に4種類のブレーキパッドが存在するそうです。 持ち込んだブレーキパッドは、多分、後期モデルの12インチ用と13インチ用だったと思われます。見ただけでも、形状がまるで違っていましたので、仲間のガレージ近所にある部品商さんへ問い合わせてくださいました。 すると、倉庫に在庫がありましたので、早速購入しブレーキパッド交換を行いました。キャリパーピストンの「もみ出しクリーニング」は、ノーマルサンバーTT1から青帽サンバーTT1へ乗り換えた時期に、自宅ガレージで実践していました。そこで今回は、キャリパー外側からブレーキクリーナースプレーを吹き付け、洗浄するのみにしました。あとはパッド裏やパッドシムに鳴き止めグリスを適量塗布して、ブレーキキャリパーへ復元しました。