岸田前首相の爆弾事件回顧に「肝座りすぎてて草」の声 「なんか投げられて」「転がってきて」...帰京後はそのまま散髪へ
岸田文雄前首相が、自身を襲った爆弾事件について語り、反響を集めている。 岸田氏は2023年4月15日、応援演説のために訪れた和歌山市の雑賀崎漁港で関係者と話していたところ、パイプ爆弾を投げつけられる襲撃事件に遭っていた。 【動画】爆弾事件を振り返る岸田文雄前首相 ■「なんか投げられて、ワーとかなって」 今回話題になっているのは、24年12月3日にマグロ仲卸業者・生田よしかつ氏のYouTubeチャンネル「魚屋のおっチャンネル」の生配信に、岸田氏が自民党の木原誠二選挙対策委員長や向山淳衆院議員らと出演した際の発言だ。 一連の発言は、岸田氏も自身のYouTubeチャンネルに、切り抜き動画として転載している。 動画の中で生田氏が、岸田氏が襲撃事件のあとに予定を一切変更せず、最後には理髪店に行っていたと指摘する一幕があった。木原氏が「そうなの!? 」と驚愕する中、岸田氏は「そうそう」と笑顔を見せていた。 また、襲撃事件について岸田氏は「なんか投げられて、ワーとかなって、SPに抱えられて車の中に押し込まれて、そのあと和歌山県警かな? なんかの警察署に連れて行かれて......」と振り返った。 警察署で日程についての話し合いがあったそうだが、岸田氏は「まあ、みんな待ってるから。続けてやろうよ」と、そのまま別の場で応援演説を続けたといい、「で、東京帰って来て散髪行った(笑)」と話していた。
「鈍感な総理が気づくまでに(笑)」
この岸田氏の行動に、生田氏が「普通だったら日程全てキャンセルになってもおかしくない」と指摘すると、岸田氏は「不思議となんかね、自分が狙われたっていう切迫感とか深刻さとか全然感じなかった」と振り返る。 また、「鉄パイプ(爆弾)ね、1.5メートル、2メートルもなかった。そこに転がってきて、『あっ』と思って見てて、そしたらみんな警察がわーっとか言って、(警察が)鉄パイプ爆弾蹴っ飛ばして、ぶわーっと抱えられて、車の中に押し込まれたけど」と明かした。 一方、岸田氏は「命が狙われた」という実感はなく、「(日本の)総理大臣がこういう目に遭ってるんだ」と感じたそう。これに木原氏が「SPの皆さんが対処が早かった。総理が事件を認識する以前に(行動してた)」と指摘すると、岸田氏は「そう。鈍感な総理が気づくまでに(笑)」と自虐していた。 この動画のコメント欄には、 「爆弾投げられたのに『なんか投げられて』は肝座りすぎてて草」 「総理大臣がこんな目にあってんだ? じゃないんだよw」 「間違ってはいないと思う。テロ組織に対する一番の対処法は無視」 という声が集まっていた。