BL東京が開幕3連勝 神戸との激闘32-26で制す リーチ主将「よく我慢できた」/リーグワン
ラグビー・リーグワン1部第3節最終日(5日、BL東京32-26神戸、味の素スタジアム)昨季の王者・BL東京が開幕3連勝。勝ち点13で2位となった。神戸は1勝2敗の勝ち点7で6位。首位は勝ち点1差の14を挙げている埼玉。 前半5分、BL東京はラインアウトからのアタックでFLシャノン・フリゼルが突破。CTBセタ・タマニバルにつないで先制トライを奪った。この日SOに入った松永拓朗のゴールで7点をリードした。13分に松永のPGで10-0と差を広げた。神戸は21分、WTBイノケ・ブルアがトライを返し5-10に。その4分後、BL東京はFBマイケル・コリンズのショートパントをWTB桑山淳生が押さえ、松永のゴールで7点を追加。さらに松永のPGで20-5とすると、神戸は36分にHOジョージ・ターナーのトライで12-20として前半が終わった。 後半は互いにスコアチャンスがなく、20分に神戸はPRカウヴァカ・カイヴェラタが相手を持ち上げて落とす危険なタックルでイエローカード(オフ・フィールド・レビューでレッドカード)。すると29分、BL東京は自陣深くのスクラムから攻め、コリンズがロングゲイン。NO・8リーチ・マイケルがつなぎWTBジョネ・ナイカブラでトライを取り切って25-12とした。神戸は35分、NO・8ワイサケ・ララトゥブアがトライを返したが、37分に神戸のアタックでのノックオンからナイカブラがトライ。松永のゴールで32-19に。39分には神戸がキックオフからボールを確保し、松永拓朗の弟のWTB松永貫汰がトライを決めたが、反撃はそこまでに終わった。 BL東京のリーチ主将は「神戸を相手にするときはいつも我慢比べになる。きょうはよく我慢できた」と勝利を喜んだ。