「ゴッホの絵は、生前1枚しか売れなかった」わけではない!? 西野亮廣が『ストーリーマーケティング~ゴッホの嘘~』というテーマで、ブランディングの本質を語る!
「こんな素晴らしい作品ですよ!」を連呼するよりも…
西野亮廣チャンネルにアップした動画では、もう少し踏み込んだ話をしているので、詳しく知りたい方は動画でチェックしていただくとして…、「ゴッホより、俺の方が魅力的な絵を描くけどな」と思っているアーティストはゴマンといると思いますが、「ゴッホよりも俺の方が魅力的なストーリーを持ってるけどな」と思えているアーティストはいなくて、ここから分かる通り、最後は「ストーリーの有無」で勝負が決まっている。 今、2025年の夏に上演するミュージカル『えんとつ町のプペル』の密着ドキュメンタリーを毎週金曜日に流していますが、あれなんてまさに「ストーリーマーケティング」そのもので、「こんな素晴らしい作品ですよ!」を連呼するよりも、キャストやスタッフのストーリーを打ち出していった方が劇場に足を運んでもらえると思っているからやっているわけで、そういう目でアレ(密着ドキュメンタリー)を見ると、また違った味わい方ができるんじゃないかなぁと思っています。 西野亮廣/Akihiro Nishino 1980年生まれ。芸人・絵本作家。モノクロのペン1本で描いた絵本に『Dr.インクの星空キネマ』『ジップ&キャンディ ロボットたちのクリスマス』『オルゴールワールド』。完全分業制によるオールカラーの絵本に『えんとつ町のプペル』『ほんやのポンチョ』『チックタック~約束の時計台~』。小説に『グッド・コマーシャル』。ビジネス書に『魔法のコンパス』『革命のファンファーレ』『新世界』。
TEXT=西野亮廣