8日にかけて冬の嵐 日本海側は積雪急増・猛吹雪に警戒 関東も冬の寒さ 2週間天気
冬の天気分布 寒さが続く
14日(土)以降も冬型の気圧配置になる日が多いでしょう。 北海道や東北の日本海側は断続的に雪が降りそうです。北陸から山陰も雪や雨が降ったりやんだりするでしょう。一方、太平洋側は晴れて、空気の乾燥した状態が続く見込みです。火の取り扱いにご注意ください。 朝は一段と冷え込みが強まります。札幌市は最低気温がマイナス5℃以下まで下がる日が続くでしょう。青森市も氷点下の冷え込みが続きます。東京都心や名古屋市、大阪市でも3℃くらいまで下がり、霜が降りるほど冷え込むでしょう。日中も冬本番の寒さが続く見込みです。 本格的な寒さとなりますので、体調管理にご注意ください。
ノーマルタイヤの危険性
雪道をノーマルタイヤで走行すると、タイヤが低温で固くなって吸着性が失われ、路面を摩擦で捉えることができなくなります。このため「滑る」「止まらない」「曲がらない」と、自動車が本来確保しなければならない動きが制御できなくなり、スリップ事故や渋滞の原因につながってしまいます。 雪道を時速40kmで走った場合、ブレーキを踏んでからクルマが止まるまでの距離は、ノーマルタイヤでは冬用タイヤの約1.7倍にもなるという走行実験結果もあります。 雪道でのノーマルタイヤは、とても危険ですので、冬用タイヤやチェーンを必ず装着するようにしてください。雪や雨が降ったあとの路面は凍結していることもあります。一見、路面に雪がないように見えても車の運転には十分な注意が必要です。
日本気象協会 本社 吉田 友海