叶姉妹のおふたりにとって恋愛とは? 人生とは? その回答に目からウロコ
唯一無二の圧倒的オーラの存在感を放つ叶姉妹の恭子さんと美香さん。近年ではポッドキャスト番組『叶姉妹のファビュラスワールド』の次元を超えたトークが超話題になるなど、世間の興味を集め続けるおふたりは自身のことをどのように考えているのか? その魅力の源泉に迫ります。 モテ解体新処は現代における「モテ」について考察する連載です
現代における「モテ」の意味と意義を探る連載「モテ解体新処」。今回お話を伺うのは、もはや次元の違う自由な価値観で生きる叶姉妹の恭子さん・美香さんです。 2021年にはポッドキャスト番組『叶姉妹のファビュラスワールド』をスタートし、リスナーから寄せられる悩みに独自の視点で回答。恭子さんの天衣無縫な格言の数々と、美香さんのホスピタリティにより、初登場にして1位を長期間維持し、常に人気チャートの上位にランキングし続けています。 そのファビュラスな美貌だけでなく、想像を絶する価値観やお話でも人々を魅了し続けるおふたりの魅力の源泉に迫るため、恋愛観から美意識、人生観までを前後編で伺います。
「モテたいと考えること自体がモテないのではないでしょうか」
── おふたりは多くの人々を魅了し続けているわけですが、それについてどのように感じていらっしゃいますか。 叶 恭子さん(以下、恭子)「まず、魅了しているかどうかは相手の方が感じることであって、わたくしたちが言うべきことではありません。例えば『モテたい』と言っている人は、そう考えること自体がモテないのではないでしょうか」 ── それはごもっともです……。 恭子「わたくしはお相手を一人と決めていないことを公言しておりますから。そこをきちんと潔く誠実にしていることが、わたくしにもお相手の方々にもフェアで大切なことなのではないでしょうか」 ── 早くも恭子さんの哲学の片鱗を見せていただけました。 恭子「わたくしたちは人様と比べることをいたしません。よく“歩く神社”や“歩くパワースポット”などと、ありがたくも女神像のような神々しい呼ばれ方をされることも多いのですが、自分たちとしては半分ジョークと受け取りながらも、ファビュラスなその呼ばれ方や特別感も楽しんでおります。 そのように呼ばれるのは、圧倒的な“美の権化”としての存在感だけではなく、わたくしたちの言葉のチョイスが生き方に表れているからだと思っております。 さらに、姿形の美しさを封印したスポティファイのポッドキャスト『叶姉妹のファビュラスワールド』が超話題となったことは、到底世の中の知る一般的な生き方ではないという意味で“特別な存在”であると世の中の方々が気が付き始めた、明らかな証ではないでしょうか」