【京王杯2歳S】タワーオブロンドン産駒パンジャタワーが力強く伸びてデビュー2連勝! 松山弘平騎手「強い競馬でしたね」
11月2日の東京11Rで行われた第60回京王杯2歳ステークス(2歳オープン、GⅡ、芝1400メートル、馬齢、14頭立て、1着賞金=3800万円)は、松山弘平騎手の8番人気パンジャタワー(牡、栗東・橋口慎介厩舎)が中団を追走すると、直線で外から力強く伸びて、最後は内のマイネルチケット(5番人気)との競り合いをクビ差制してデビュー2連勝を決めた。新種牡馬タワーオブロンドン産駒はJRA重賞初制覇。タイムは1分21秒2(稍重)。 2着からさらに1馬身半差遅れた3着にヤンキーバローズ(4番人気)が入り、1番人気のヒシアマンは4着に敗れた。 京王杯2歳Sを勝ったパンジャタワーは、父タワーオブロンドン、母クラークスデール、母の父ヴィクトワールピサという血統。北海道新ひだか町・チャンピオンズファームの生産馬で、馬主は(株)DeepCreek。通算成績は2戦2勝。重賞は初勝利。橋口慎介調教師、松山弘平騎手ともに京王杯2歳Sは初勝利。 ◆松山弘平騎手(1着 パンジャタワー)「スタートも良かったですし、何頭か行かせて思っていたポジションで流れに乗れました。距離が延びたんですけど、折り合いとかも全然大丈夫でしたし、しまいもすごくいい脚を使ってくれました。調教でもしっかり動いていましたし、その良さが競馬でもしっかり生きたなという風に思います。強い競馬でしたね。きょうの感じだとマイルでもしっかり折り合いを付けられるんじゃないかなと思います」