ユーヴェがニコラス・ゴンサレス獲得を発表 [写真]＝Getty Images

　ユヴェントスは25日、フィオレンティーナからアルゼンチン代表FWニコラス・ゴンサレスが買い取り義務付きの期限付き移籍で加入することを発表した。 　数週間に渡り交渉が続けられていたが、ついに移籍が成立した。ユヴェントスの発表によると、レンタル料は800万ユーロ（約13億円）＋追加費用最大40万ユーロ（約6400万円）。買い取り価格は2500万ユーロ（約40億円）に設定されており、3シーズンかけて分割で支払われるという。さらに、パフォーマンスに応じたボーナスを加えると、最大3300万ユーロ（約53億円）に増額する可能性があるようだ。イタリアメディア『フットボール・イタリア』は、年俸についてシーズン当たり約350万ユーロ（約5億6000万円）と報じている。 　現在26歳のN・ゴンサレスは、左利きの右ウインガー。母国のアルヘンティノス・ジュニアーズでデビューを飾り、2018年夏にシュトゥットガルトへ完全移籍。日本代表MF遠藤航（現リヴァプール）らとともにチームの主力として活躍した。2021年夏には移籍金2300万ユーロ（約37億円）＋ボーナス400万ユーロ（約6億4000万円）でフィオレンティーナに完全移籍。公式戦通算125試合の出場で38ゴールを挙げ、2シーズン連続のヨーロッパカンファレンスリーグ準優勝などに貢献した。 　また、2019年10月にデビューを飾ったアルゼンチン代表では、39試合の出場で5ゴールを記録。アルゼンチンが優勝したFIFAワールドカップカタール2022は無念の負傷欠場だったが、コパ・アメリカを2度制している。 　ユヴェントスにとって、N・ゴンサレスはブラジル代表MFドウグラス・ルイスらに続いて今夏6人目の補強となる。なお、イタリア代表FWフェデリコ・キエーザの退団が噂されるなかで新たなウインガーを獲得した“ビアンコネロ”は、ポルトからポルトガル代表FWフランシスコ・コンセイソンの獲得にも迫っているようだ。