「子どものイヤイヤ」実は親が助長している!? 3児の母親が教える、子どもを激変させた"かんしゃく"対処法
3.泣かせ切る イヤイヤが始まるとすぐに黙らせようとするママやパパも多いのですが、冒頭でお伝えした通り、イヤイヤしないことがゴールではなく、自分で切り替えることがゴールです。反応しないということは満足するまで泣かせ切るということです。大人だって思いっきり泣いて感情を吐き出したらすっきりしませんか? 子どもだって同じです。しっかり吐き出して、全部出し切ったら自分で切り替えます。 当然ながら電車の中やレストラン、図書館など、周囲の迷惑になる場合は一旦その場から連れ出して、公共のマナーは守った上で、安全を確保した上で、思いっきり泣かせてあげてください。
4. ごきげんな時こそ声がけを 静かに遊んでいる時に、よし!今のうち!と家事を片付けてしまうことは、3児の母である私ももちろんするのでそれ自体は全く悪いことではありませんが、視線はできる限り送って、目が合えば笑い、「積み木、とても高く積んだんだね!」「そのお料理は何かな?」と具体的な声がけをする。「イヤイヤしなくてもママやパパは見ていてくれる」と脳が覚えれば、ママパパを呼ぶ手段として癇癪を選ぶことが次第に減っていきます。
5. 早寝を心がけ十分な睡眠をとる 日本の子ども達は圧倒的に睡眠が足りていないことで実は有名なほど睡眠不足。睡眠不足は自律神経を乱します。睡眠の改善によって別人のように変わる子は少なくありません。睡眠、侮るなかれ。また詳しい流れについては今後のコラムでご紹介できればと思いますが、我が家ではフルタイムで働きながらも平日は19:30には寝室に入ること、週末は19:00には就寝することを目標に日々過ごしてきました。日々の生活の様子はInstagramで発信をしていますが、現在は育休中で平日は6歳、3歳、0歳をほぼワンオペで育てており、習い事がある日は多少変動はするものの、原則19:00には寝室に行き、19:30までには就寝しています。 夫婦の時間もたっぷりとれるので、イライラも自然と軽減されて、早寝を心がけることは、子どもの脳にとってはもちろんですが、ママパパにとっても良いこと尽くしなので、生活リズムの改善もぜひ意識してみてください。