「スパイダーマン」第4作は2025年夏に撮影開始 トム・ホランドが正式に認める

「スパイダーマン」第4作は2025年夏に撮影開始 トム・ホランドが正式に認める

MCUの「スパイダーマン」シリーズ第4作が製作されることが正式に判明した。主演のトム・ホランド自身が、2025年夏に撮影開始予定であることを認めたのだ。 「The Tonight Show Starring Jimmy Fallon」に出演したホランドは、はっきりとした口調で「実現します」と言い、『スパイダーマン：ノー・ウェイ・ホーム』に続く映画の存在をついに認めた。もっとも、マーベル・スタジオの関係者たちは以前から4作目の企画に言及していたが、その実現が正式な形で明言されたのはこれが初めてである。 「来年の夏に撮影を始めます」とホランドは言う。「すべて順調です。もうすぐですよ。超ワクワクしてます。待ちきれません」 「スパイダーマン」第4作の内容については明かされなかったが、おそらく前作のラストの続きが描かれることになるだろう。ホランドは以前、第4作の脚本が「心に火をつけた」と語っていたほか、『スパイダーマン：スパイダーバース』の主人公であるマイルス・モラレスをMCUにも登場させたいとも述べていた。 以下は『スパイダーマン：ノー・ウェイ・ホーム』のネタバレになるが、この映画の結末は悲劇的といえるものだった。マルチバースの扉を開いてしまったあと、ホランド演じるスパイダーマンはこれを修復するため、恋人のMJや親友のネッドを含む世界中の人々の記憶から自分の存在を抹消したのだ。 ラストシーンでは、ピーター・パーカーがニューヨークの質素なアパートで新生活を始めるようすが描かれ、トビー・マグワイア版の映画シリーズ第1作を思い起こさせる雰囲気も感じられた。このあとにはおそらく、銀河やマルチバースを股にかけた冒険よりももっと小規模で、もっと現実味のある活躍が待ち受けているのだろう。 となれば、舞台としてはマイルス・モラレスが登場するのにもぴったりだ。マイルスは通常、若く未熟なスパイダーマンとしてピーターよりも年下の設定で登場する。いずれにせよ、実際の映画がどのような展開となるかは今後の発表を待つしかなく、また前作でトビー・マグワイアとアンドリュー・ガーフィールドの出演が巧妙に隠されていたことを踏まえると、重要な情報がわかるまでにはまだまだ時間がかかるかもしれない。