民進代表選、前原・枝野両氏が外国特派員協会で会見(全文2完)質疑応答
共産党との共闘態勢について
司会:(英語)共産党との共闘態勢に関して、どういった時期、次回への選挙における共闘態勢についての政策を聞かせてください。 前原:もう1年3カ月以内には必ず総選挙があります。総選挙は政権選択の選挙です。われわれの基本的な理念、政策、考え方と異なるところとは政権を組むわけにはいきません。他方でわれわれの理念、政策、考え方に共鳴をしていただけるところとは幅広く協力していくということ。そして地域のさまざまな事情について、当然ながら代表として1人でも多くの議員の当選のために努力をする。そういったことを代表として、努力をしていきたいと考えております。 枝野:われわれと共産党との間では、目指すべき社会像や政策の重要なポイントのいくつかで大きく異なっていますので、政権を共にするとか、包括的な連携をするということはまったく想定をしていない。まずこれを、最初に申し上げたいと思います。 一方で、政治はベストを目指しながら、〓よりまし〓を選択していくということの中で、今の国民の中に、とにかく今の自民党の暴走にブレーキをかける、歯止めをかける。野党第1党としてその役割をしっかり果たすことの期待もあります。われわれの理念、政策を揺るがすことのない範囲の中で、できるだけ多くの皆さんの支持、理解を得られるために難しさは、困難はたくさんあるけれども最大限の努力をして、1人でも多くの仲間を当選させ、そして今の安倍政権に対して大変な危機感を持っている国民の皆さんの期待に応えたいと思っています。 司会:(英語) 枝野:ありがとうございました。 前原:ありがとうございました。 (完)【連載】民進代表選、前原・枝野両氏が外国特派員協会で会見