在宅勤務の独身アラサーです。節約のため「肌着以外」の服はめったに洗濯しません。年間でどれだけ洗濯代の節約になっているでしょうか…?
あまり服を洗濯しないという方もいるでしょう。この記事では、洗濯回数を減らすことでどれだけの水道代や電気代を節約できるのか、具体的な計算方法を用いて解説します。また、衛生面や服の寿命にも配慮しながら、どの程度の洗濯頻度が理想的かについても触れます。 ▼節約のためにトイレを「3回に1回」だけ流すのは危険! 節約効果とデメリットを解説
洗濯機の電気代の計算方法
洗濯機の電気代は、使う電力と電気料金の単価をもとに計算できます。 まず、洗濯機の消費電力(kWh)を把握しましょう。洗濯機の消費電力は、機器本体に表示された定格消費電力(W)をもとに稼働時間を加味して算出します。例えば、400Wの洗濯機を1時間使用した場合、400W = 0.4kWhの電力を消費する計算です。 次に、この消費電力を電気料金単価とかけ合わせて電気代を求めます。地域や契約によって1kWhあたりの単価は異なりますが、仮に25円とすると、0.4kWhの電力使用で10円の電気代がかかります。全国家庭電気製品公正取引協議会によると、1kWhあたりの電気料金目安は約31円です。 また、洗濯機の運転モードによっても消費電力が変わるため、電気代を抑えるにはモード選びも重要です。通常モードに比べ、節水やスピードモードのほうが消費電力は小さくなり、乾燥機能を使うと消費量が大幅に増える傾向があります。
洗濯機の水道代の計算方法
洗濯機の水道代は、1回の洗濯で使う水量と水道料金の単価をもとに計算できます。一般的には、1回の洗濯で使う水量は約50~70リットルです。洗濯機の種類によってはさらに少量で済む節水モデルもあります。 水道料金は地域によって異なりますが、全国平均では1リットルあたり0.2円程度が基準です。この単価で考えると、1回の洗濯で10~14円の水道代が発生することになります。 例えば、1回の洗濯で60リットルの水を使用し、1リットルあたりの料金が全国平均よりも少し高い0.3円の場合、18円の水道代がかかります。洗濯機によっては節水機能や少量洗いモードもあるため、これらを活用すればさらに水道代の節約が可能です。