大相撲春巡業、3大関が申し合い 琴ノ若11番、納得の表情
大相撲の春巡業は26日、水戸市で行われ、3大関が申し合いを繰り広げた。先場所が新大関の琴ノ若は関脇大栄翔も交え、11番取って7勝4敗。疲れがたまる巡業終盤でも力強い出足が光り「4人で取った割には番数もこなせた。自分のできる範囲のことはしっかりとやれている」と納得の表情を浮かべた。 夏場所(5月12日初日・両国国技館)から祖父の元横綱琴桜のしこ名を襲名する。「自分が変わるわけではない。名前が変わったことを意識しすぎて、やることが中途半端になったら意味がない」と自然体を強調した。 首などの負傷で巡業序盤を休場した大関霧島は3勝5敗。まだ本調子ではない様子だった。