立腹…男性議員「ばか」、エアコンの設定温度めぐり 議員が温度を下げ、職員が温度を戻すと「ふてぶてしい」 問題視され懲罰決定 机たたいて「触るなって言ってんだろ」
埼玉県宮代町議会の佐藤将行町議(無所属)が17日に行われた町議会の決算特別委員会中に議会事務局の職員に対し「ばか」や机をたたくなどの高圧的な言動をしたとして、町議会は26日、懲罰特別委員会を開催し、佐藤町議に対し陳謝の懲罰を科すことを決めた。30日の本会議で議決を行う。 殴られ部長けが…暴行した自民議員「100万円払えば人を殺せるやつ知ってる」 首もまれ部長捻挫…全治3週間
陳謝は4段階ある懲罰のうち除名、出席停止に次いで3番目に重い処分。議会事務局によると、佐藤議員は議会の休憩中にエアコンの設定温度を下げ、他の議員が「寒い」と委員長を通じて申し出を行い、議会事務局の職員が設定温度を戻すと、委員会中に離席し設定温度を下げた。再び設定温度を戻す職員に対して「ふてぶてしい」「ばか」「触るなって言ってんだろ」など高圧的な口調で発言した他、机をたたくなどした。佐藤議員は繰り返し設定温度を変えるなどしたという。通常は委員長に申し出を行い、委員長から事務局に伝え職員が温度設定を行うことになっているという。 問題を受けて議員5人の連名で同19日動議が出され、町議会は同24日、懲罰特別委員会を設置した。