中東、インド、日米、日本メディアの「身も蓋もない話」|週末に読みたい海外メディア記事4本|2024.4.13-4.19
イスラエルに反発しつつイランを恐れる――湾岸諸国は複雑な舵取りを余儀なくされる[イラン・テヘラン中心部のヴァリアスル広場に掲げられた、ミサイルのイラストとともにアラビア語で「正直者の約束」、ペルシャ語で「イスラエルは蜘蛛の巣より弱い」と書かれた看板=2024年4月15日](C)AFP=時事
今週もお疲れ様でした。海外のメディアでは、信頼に足るとされている媒体も明け透けで身も蓋もないような話をしばしば扱います。暴論と思えることもありますが、その立論の背後に高い論理性と付け焼刃でない考察があるようなら、たとえ結論に疑問符がついても受け手に何らかの果実を残します。中東・湾岸地域のバランス・オブ・パワー、総選挙が始まったインド、日米関係、そして日本のメディアのタブーについて、遠慮や忖度を度外視した記事・論考をピックアップしました。 フォーサイト編集部が週末に熟読したい海外メディア記事4本、皆様もよろしければご一緒に。 米「フォーリン・ポリシー(FP)」誌サイトに4月18日付で掲載された「 自らの利益のためイスラエルを支援するアラブ諸国 」は、中東・湾岸地域のバランス・オブ・パワーの現実を冷徹に描いている。
本文:4,233文字
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フォーサイト編集部