11月は引き続き気温高い 12月以降は急に寒くなる可能性も 気象庁3か月予報
気象庁は22日（火）、向こう3か月（11月～2025年1月）の天候の見通しを発表した。向こう3か月の気温は、11月は寒気の影響が弱いため、東・西日本で平年並みか高く、沖縄・奄美で高い見込み。ただし、12月と1月は全国的に平年並みの寒さが予想される。
12月以降、上空の偏西風は中国付近では北に、日本付近でやや南に蛇行する見通し。シベリア高気圧は南東側への張り出しがやや強く、アリューシャン低気圧は西側で強い見込み。このため、12月以降は東・西日本を中心に、冬型の気圧配置の強まる時期がありそうだ。
向こう3か月の降水量は、北日本の日本海側は低気圧の影響を受けやすく、東日本の日本海側は冬型の気圧配置が強まる時期があるため、平年並みか多い見込み。向こう3か月間の降雪量は、北日本の日本海側で平年並みか多くなりそうだ。降雪量予報が発表されていない東・西日本の日本海側でも、12月以降は寒気の影響を受けやすい予想のため、今後も最新の季節予報を気に留めておきたい。
月別の天候
■11月 北日本の日本海側は、平年と同様に曇りや雨（雪）の日が多い見込み。東・西日本の日本海側と沖縄・奄美は、平年と同様に曇りや雨の日が多くなりそうだ。北・東日本の太平洋側は、平年と同様に晴れの日が多い見通し。西日本の太平洋側は天気が数日の周期で変わり、平年と同様に晴れの日が多くなりそうだ。
■12月 北日本の日本海側は、低気圧の影響を受けやすいため、平年に比べて曇りや雪（雨）の日が多い見込み。東日本の日本海側は、冬型の気圧配置が強まる時期があるため、平年に比べて曇りや雨（雪）の日が多くなりそうだ。東・西日本の太平洋側は、低気圧の影響を受けにくいため、平年に比べて晴れの日が多い見通し。
■1月 北日本の日本海側は低気圧の影響を受けやすいため、平年に比べて曇りや雪（雨）の日が多い見込み。東日本の日本海側は冬型の気圧配置が強まる時期があるため、平年に比べて曇りや雪（雨）の日が多くなりそうだ。東・西日本の太平洋側は低気圧の影響を受けにくいため、平年に比べて晴れの日が多い見通し。
