【2024年版】 今こそ行きたい! 日本の夏の絶景 ~九州・沖縄篇~
◆長崎県
野方海岸(対馬瀬灯台) 「対馬瀬灯台」は五島列島最北部の宇久島にある白亜の灯台。島のシンボル的な存在であり、「野方海岸」の断崖の上にぽつんと佇む姿が印象的だ。 野方海岸のダイナミックな断崖絶壁とは対照的に、灯台周辺はグリーンの芝生と広大な青海が広がっており、爽やかな夏景色に癒やされる。 また、灯台からは雄大な水平線を眺められ、夕暮れ時に水平線に夕日が沈む光景が望めるのだが、この夕景は言葉では言い表せないほどの絶景だ。 イベントなどの日程:通年 野方海岸 対馬瀬灯台(のがたかいがん つしませとうだい) 所在地 長崎県佐世保市宇久町野方地区
◆佐賀県
多良岳トレッキング 太良町のパワースポットとして注目を集める「多良岳」。標高約1,000メートルと県内一の高さを誇り、登山者にも人気のスポットだ。 山中には「アカガシ」や「ミヤマシキミ」といった自然林が自生しており、九州ではここでしか見ることができない「チャルメルソウ(ユキノシタ科)」の群生など、貴重な植物が観賞できる。 夏に見られるのが、淡いオレンジ色の花を咲かせる「オオキツネノカミソリ」。多良岳には約100万本も生息しているといわれており、日本一の群生を眺めながら登山を楽しむことができる。 多良岳トレッキング(たらだけトレッキング) 所在地 佐賀県藤津郡太良町多良
◆福岡県
ヒメボタル ヒメボタルは水辺ではなく、森や林などの陸地に生息するホタル。金色に強く発光し、クリスマスツリーのように点滅するのが特徴だ。 ヒメボタルは鞍手町で見ることができ、観賞スポットとして「八劔神社」や「剣岳自然公園」が有名だ。太陽が沈み真っ暗になると、辺り一面が無数のヒメボタルの輝きに包まれ、その光景はまさにヒメボタルの舞踏会。 ヒメボタルはデリケートな生物なので、「懐中電灯は布で覆う」「ゴミは持ち帰る」など、ルールやマナーを守って遊びに行こう。 見ごろの時期:5月下旬から6月上旬 金色に光るヒメボタルの舞踏会(きんいろにひかるヒメボタルのぶとうかい) 所在地 福岡県鞍手郡鞍手町(中山地区)
CREA編集部