ヤマハがOBSとのスポンサーシップを締結。マイクやミキサーで認証も取得
ヤマハは、同社のクリエイター&コンシューマーオーディオ事業において、ライブ配信向けソフトウェアを提供するOBS(Open Broadcaster Software)とのスポンサー契約を締結したことをアナウンスした。 【写真】ヤマハのライブ配信機器「AGシリーズ」がOBS Studio機器認証を取得 OBSは、映像レコーディングやライブ配信に広く使われている無料/オープンソースのソフトウェア「OBS Studio」の開発元。開発・運営のため、個人/企業を問わず広くスポンサーシップを募っており、企業ではこれまでにYouTube、Logitech(国内ではLogicool)、Twitch、facebook、NVIDIA、AMD、Intelなどがスポンサー契約を結んでいる。 この度ヤマハはOBSとの間に、NVIDIA、AMD、Intelと同等規模のダイアモンドティアーのスポンサー契約を締結。世界中のクリエイターのライブ配信活動を支えているOBSの支援を通じて「音楽や演奏パフォーマンスはもちろん、トークやゲームなど幅広いコンテンツを創作・配信するコンテンツクリエイターの活動を裏側で支えます」としている。 また同社は今後、OBSとの技術交流を含むコラボレーションを行い、さらなるユーザー体験向上を目指した製品/サービスの開発を目指すと発表。コラボレーションの第一歩として、同社のライブストリーミングマイク「AG01」、およびライブストリーミングミキサー「AG03MK2」と「AG06MK2」における「OBS Studio」機器認証を取得した。 さらに、2024年6月29日 - 30日にオランダで開催される「TwitchCon Europe in Rotterdam」のヤマハブースでは、OBSとの共同展示を行う予定とのこと。
編集部:成藤 正宣