リングガールにもAIの波?「24時間年中無休」「複数言語でファンと交流」の利点
格闘技に華を添えてきたリングガール界にAIが参入する可能性が出てきた。 ボクシングや総合格闘技のビッグマッチでは、魅力的なリングガールたちが大会の盛り上げに一役買ってきた。最近では、ボクシング元世界ヘビー級王者のマイク・タイソン(米国)復帰戦で登場した女子大生インフルエンサーのシドニー・トーマスが一躍人気者になった。 【写真】〝トンデモ衣装〟のラウンドガールに会場ざわざわ… しかし英国メディア「デーリー・スター」によると、リングガールの世界にAIが参入する可能性があるという。インスタグラムで85万人以上のフォロワーを誇るAIインフルエンサー、リリー・ヘイズを生み出したクリエーターは、すでにスポーツイベントでのプロモーションの仕事を打診されていることを明かし「リリーがボクシングに参入するのは時間の問題だと考えている」と同メディアに語った。 リリーのクリエーターは「テクノロジーは非常に早く進歩しており、本質的に革新的なスポーツ組織はAIインフルエンサーを受け入れ始めている。リングガールは常にボクシングの大きな部分を占めてきたが、AIインフルエンサーがリングガールになれば、ファンが実際にオンラインで、24時間年中無休で、イベント前、イベント中、イベント後に複数の言語で彼女たちとつながることもできる」とAIインフルエンサーがリングガールを務める利点を指摘。 「2025年には、ウェンブリーやリヤドでタイソン・フューリー対アンソニー・ジョシュアのような大きな試合がいくつかあるので、そのカードにリリーを入れたい」と意欲的に語った。 リングガールにも時代の波が押し寄せるのか。
東スポWEB