県政の課題解決へ 埼大生が知事に政策提言/埼玉県
若い世代の意見を県政の課題解決に生かしていこうと、大野知事が埼玉大学の学生たちの政策提言をもとに意見を交換しました。 知事に直接、学生が政策を提言するこの取り組みは、2010年から毎年、行われていてことしが15回目です。 1日は経済学部と工学部のゼミに所属する学生あわせておよそ100人が出席しました。 ことしは男性の育児休業取得を促すための取り組みや、県職員採用試験の受験者を増やすための広報のあり方など、5つのテーマについて提言をまとめました。 このうち、工学部の小嶋文准教授のゼミの学生は自転車の盗難被害を防ぐ対策を取り上げました。 小学生が書いた自転車の施錠促進に関する川柳を商店街などに流したり、防犯カメラを設置したりして、視覚と聴覚に訴えて盗難を減らすという提案をしました。 大野知事は「私たちにとって身近で、すぐに対処すべきトピックが多かったです。引き続き、社会課題に向けて共に前向きに考えていきたい」と話しました。
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