個人昇格あるか!? J1クラブに推薦したいJ2最強の外国人(4)20得点に関与!? 九州で爆発した29歳
2024シーズンの明治安田Jリーグも全日程が終了。各クラブは、早くも来季に向けての補強に動いている。その中には様々なケースがあるが、いわゆる「個人昇格」はとくに注目ポイントと言えるだろう。今回は、個人昇格を狙えそうなJ2最強の外国人選手を紹介する。※来季J1に昇格する清水エスパルス、横浜FC、ファジアーノ岡山に所属する選手は対象外。スタッツはデータサイト『transfermarkt』を参照。情報はすべて12月13日時点。
MF:マルコス・ギリェルメ(ブラジル出身) 生年月日:1995年8月5日 所属クラブ:V・ファーレン長崎 今季リーグ戦成績:35試合12ゴール8アシスト V・ファーレン長崎は惜しくもJ1昇格を逃してしまった。残念な結果になったとはいえ、チームがあと一歩のところまで迫ることができたのは、マルコス・ギリェルメの存在が大きいだろう。 現在29歳のギリェルメは、サンパウロやサントスなど母国ブラジルの名門クラブに所属した実績をもつプレイヤーだ。2023年夏に、長崎へ完全移籍を果たした。 昨季は途中加入ではあったものの、リーグ戦15試合に出場。3アシストの活躍を残した。 在籍2年目となる今季は、序盤戦ではスーパーサブとしての起用がメインだったが、徐々に出場時間を伸ばして後半戦では先発起用される試合がほとんどとなった。最終的にリーグ戦35試合(うち24試合に先発)に出場。12ゴール8アシストと素晴らしい成績を残している。 長崎がJ1に昇格できなかったため、ギリェルメや同胞のマテウス・ジェズスなどがJ1のクラブに引き抜かれる可能性は否定できない。どちらも2桁得点を達成しており、獲得すれば必ずチームの攻撃力をアップしてくれるだろう。
フットボールチャンネル