写真：トッテナムは将来を嘱望されるグレイの獲得を発表した

プレミアリーグのトッテナムは2日、イングランド2部（チャンピオンシップ）のリーズからU－21イングランド代表MFアーチー・グレイを獲得したことを発表した。クラブの公式サイトが伝えている。2030年7月までの長期契約を結び、背番号は14番に決定した。 イギリス『BBC』電子版など各メディアは、トッテナムが移籍金として3000万ポンド（約61億円）を支払うと報じている。 現在18歳のグレイは、リーズの下部組織出身で2023－24シーズンのリーグ開幕戦でトップチームデビューを飾った。本職はセントラルMFだが、昨年の10月以降は右SBとしてプレーし、公式戦52試合に出場。チャンピオンシップのシーズン最優秀選手に輝いた。 現地時間6月29日『BBC』は、ブレントフォードが4000万ポンド（約81億円）の移籍金でグレイ獲得に合意したと報じた。ブレントフォード移籍が予想されていたが、移籍金の支払い方法を巡り、交渉が決裂。その後トッテナムがグレイ獲得に動き出していた。 グレイはクラブの公式サイトを通じて、「僕はセルティックのファンでアンジェ（ポステコグルー監督）が大好きだ」と家族ぐるみでセルティックファンであることを明かすと、「アンジェの下で壮大な計画に参加したいと思った」と、トッテナムへの移籍理由を語った。 また昨シーズン、トッテナムからリーズへレンタル移籍していたウェールズ代表DFジョー・ロドンが完全移籍でリーズに加入したことを両クラブ公式サイトが発表している。移籍金は1000万ポンド（約20億円）で、契約は4年間になるようだ。