静岡県知事選挙告示 新人6人による選挙戦がスタート(前半)
静岡県の有権者は誰をリーダーに選ぶのでしょうか?川勝知事の辞職に伴う静岡県知事選挙は、9日告示され新人6人が立候補。 それぞれの訴えを詳しくお伝えします。 川勝平太知事 4月2日: 「この職を辞そうと思っております。以上です」 川勝知事の任期途中での辞職に伴う静岡県知事選挙は 9日告示され、17日間の選挙戦がスタートしました。 届け出順に、いずれも新人で、 諸派の横山正文さん(56)。 共産党公認の森大介さん(55)。 無所属で立憲民主党と国民民主党が推薦する鈴木康友さん(66)。 無所属で自民党が推薦する大村慎一さん(60)。 無所属の村上猛さん(73)。 無所属の浜中都己さん(62)の6人が立候補しました。
大村慎一氏
無所属で自民党が推薦する、元総務省官僚で副知事も務めた大村慎一さんは、地元・静岡市で第一声を上げました。 大村慎一氏 「対立と分断が渦まき、物事が進まない。決められない。そして、どこで何が決まっているのかよくわからない。県民不在の県政から県民の手に県政を取り戻したい。私はその一心で今戦っている。そのために「オール静岡」と申し上げている。「与野党対決」「中部対西部の戦い」こういった声がある。しかし、争点はそんなことではまったくない。この県政の戦いの争点は、県民市民のために県政をまっすぐに立て直せるかどうかだ。そうじゃないですか?」 出陣式でも「オール静岡」を強調した大村さん。 政策面では、パネルも使って、リニア新幹線工事の推進と、新浜松球場をゼロベースで議論することを訴えました。 大村慎一氏 「リニアは水と環境を一切妥協せず、一年以内に結果を出す。浜松のドーム球場、370億円はゼロベースで見直します」 静岡市出身の大村さん。会場に多くの支持者が集まりました。 県中部の経済界から経営者らが応援に駆けつけたほか、静岡市の難波市長もマイクを握りました。 静岡市 難波喬司市長 「長年の友人です。しっかり応援をさせていただきたい。宜しくお願いします。」 大村さんの選対は自民党が中心ですが、出陣式には自民党以外の県議らも出席しました。 自民党県連 城内実会長 「与野党対決?冗談じゃないですよ。我々(自民党)はあくまでも大村慎一候補を応援する、色んなグループの一つ。なぜ自民党本部が推薦を出したのか、勝てる候補だからであります。」 ガンバロー三唱 「静岡県民の誇りを持ってこの選挙、絶対勝とう。ガンバローガンバローガンバロー」 「がんばれ!大村!」 「大村頼んだよ!!」 大村慎一氏: 「皆さま、ありがとうございます!がんばります!!皆さまありがとうございます」 会場にはこの人の姿も…。 田辺信宏 前静岡市長: 「川勝さんの後だから、聴く力を持ったリーダーが望まれる」 大村慎一氏(選挙カーで): 「大村です。ありがとうございます。」 Q.初めての選挙カーですけど、いかがですか? 「全く不慣れだが、訴えたい気持ちはあるので」 Q.田辺前市長、難波市長の姿もあったが? 「田辺前市長も難波市長も、まさに「オール静岡」で戦っていけるということなので本当にうれしく思う」