五輪から強行日程で出場の3着太田りゆ「疲れはない」、4着児玉碧衣「体と考えが一致していない」
平塚競輪場のナイター「第67回オールスター競輪(GI)、女子オールスター競輪」が13日、初日を開催。11Rガールズドリームレースを走った2着~7着の選手のインタビューを紹介する。(アオケイ・八角記者)
■2着 日野未来 スタートは牽制するよりは、絶対に誰か来ると思って前に出た。自分で1周半踏んでも残れないし、仕掛ける人を出してから踏んで行こうと。切り替える展開は苦手だったけど、そういった展開に備えて練習をしていたので、佐藤さんが見えてからは100%で踏んだ。自力を出すだけじゃ勝てないし、普段から色んなレースを見て研究して練習している。バイク誘導でトップスピードを上げていく練習の成果も出ている。最後は差しに行ったけど、脚力が及ばず。また練習あるのみです。
3着 太田りゆ
関係団体の皆さまの多大なご配慮のお陰でビジネスクラスで帰国。しっかりと眠れて心配されるほどの疲れはないです。オリンピックは東京のリザーブから3年間、正直大変だった。でも「このために8年間やってきたんだ」と本番を迎えて、今までで一番、自信を持って迷いなくレースができた。素晴らしい景色が見られて、納得してオリンピックを終えられた。世界最高峰の緊張感の中、全力でレースができたことは人生で一番良い経験になるし、周りの皆さんに感謝です。 (ドリームレースは)オリンピックをやり切ったという気持ちが大きくてパフォーマンスに自信がなく、それなら前を取って前々にゴールに近い位置で、と瞬時の判断。ギヤが軽くスピードに余裕はあって周りも見えていた。佐藤さんに良いタイミングで捲られ、日野さんがスイッチしたのが見えた。冷静にスイッチしてからは勝ち上がりも考えて無理せず最後の差しにかけた。
4着 児玉碧衣
詩の動きをしようと思っていた。やりたいことは決まっていたけど、タイミングが噛み合わなかった。最近はそんなことばかり。やることは決まっているのに、ギリギリまで待とうとしてしまって…。体と考えが一致していない。