ビットコイン現物ETF、9月27日以降で最大の流入──イーサリアムETFは2度目の資金流入ゼロ
SoSoValueのデータによると、アメリカのイーサリアム(ETH)現物ETF(上場投資信託)は、7月の上場以来、2度目の資金流入ゼロを記録した。 一方、ビットコイン(BTC)現物ETFは9月27日以降で最大の流入額を記録し、2億3520万ドル(約352億8000万円、1ドル=150円換算)の純流入となった。フィデリティ(Fidelity)のFBTCが1億370万ドル(約155億5500万円)で増加をリードし、ブラックロック(BlackRock)のIBITも9790万ドル(約146億8500万円)を得た。 一方、イーサリアムの9つのETFは、資金流入がゼロとなった。これに似た状況は8月30日にも発生している。 この数字は、アメリカにおけるBTCとETHのETF商品の明暗が分かれていることを浮き彫りにしている。ビットコインETFは1月に上場して以来、約187億5000万ドル(約2兆8125億円)の資金流入があったが、イーサリアムのETFは7月に取引可能になって以来、5億ドル(約750億円)の赤字となっている。 |翻訳:CoinDesk JAPAN|編集:井上俊彦|画像:Shutterstock|原文:Ether ETFs See Zero Flows for Second Time as Bitcoin ETFs Post Biggest Inflows in 6 Days
CoinDesk Japan 編集部