87歳母親を踏みつけ、死亡 男を逮捕、傷害致死疑い 三重県警津南署
【津】7月、同居する母親に暴行を加えて死亡させたとして、三重県警津南署は5日、傷害致死の疑いで、津市城山2丁目、無職柴山隆司容疑者(54)を逮捕した。 逮捕容疑は7月4日―同17日、自宅で母親の無職柴山孔子さん=当時(87)=の太ももなどを踏みつけて骨盤や太ももなどを骨折させ、全身多発外傷による多臓器不全で死亡させた疑い。 県警によると、柴山容疑者が17日に119番し、孔子さんは搬送された津市内の病院で死亡が確認された。2人は柴山容疑者の子どもと3人で暮らしていたという。 柴山容疑者は「足で踏みつけたことに間違いないが、自分の暴行で死亡したことには納得していない」などと供述しているといい、同署は動機などを調べている。