「小倉―松山」フェリー運航、2025年6月末で終了…新型コロナで利用客半減・燃料価格の高騰など響く
松山・小倉フェリー(松山市)は27日、小倉(北九州市)―松山(愛媛)のフェリー航路の運航を来年6月30日で終了すると発表した。 【写真】別府湾を航行するホーバークラフト
同社は2013年4月に運航を引き継ぎ、年間約10万人が利用していたが、20年以降は新型コロナウイルスの影響で利用客が半減したという。便数を減らすなどして継続を図ったが、燃料価格の高騰や船舶の老朽化もあり、運航継続は困難と判断。27日に四国運輸局に事業の廃止届を提出した。