佐賀県内で相次ぐ教員の不祥事、甲斐直美教育長「本当に申し訳ない」 飲酒運転やわいせつ行為など
県内の公立中教諭による相次ぐ不祥事を巡り、佐賀県の甲斐直美教育長は26日の定例会見で、「児童生徒に対し、法律など社会で守るべきことを教える立場で、こういった行為に及ぶのはあってはならない。教育に信頼を寄せていただいている多くの方々に対し、本当に申し訳ない」と謝罪した。 7月26日、鳥栖市の公立中の男性教諭が飲酒運転による物損事故を起こし、その後、懲戒免職処分となった。今月18日には、女性教職員へわいせつ行為をしたとして公立中の男性教諭の懲戒免職。24日にも鳥栖市の公立中の男性教諭が酒気帯び運転で現行犯逮捕された。 再発防止策を問われ、甲斐教育長は「改めてアルコールが脳に与える影響の周知や、飲酒運転を防止するための具体的な対策を考えて、定着させたい」と答えた。(横田千晶)
横田千晶