オリオールズ、チャーリー・モートン獲得に地元メディア不満たらたら「ファンはフラストレーションがたまる」
オリオールズは3日(日本時間4日)、メジャー通算138勝の先発右腕チャーリー・モートン(41)=ブレーブスからFA=と年俸1500万ドル(約23億6000万円)で単年契約。このニュースを受け、球団地元メディアの米バーズウオッチャーは「コービン・バーンズが去って以降、オリオールズの最初の大きな投手契約にファンはフラストレーションをためる」の見出しで、不満を報じた。 オリオールズが昨年2月に「レンタル移籍」でトレード獲得したコービン・バーンズ投手は、昨年末にダイヤモンドバックスと6年総額2億1000万ドル(約330億円)でFA契約。同メディアは「オリオールズファンはバーンズが1年間で去る心の準備はできていた。だが、バーンズに代わるエースを補強することなく、2025年に向けて重い足を引きずるオリオールズを目にする心の準備はできていなかった」と悲嘆した。 「バーンズの代わりに獲得したのは(現時点で)格落ちの菅野智之とチャーリー・モートンだ。バーンズはかつて(ワールドシリーズ優勝した)2017年のアストロズで魔球カーブの使い手だったが、いまや40歳(実際は41歳)。それで年俸は1500万ドルだ」 同日の米ジャストBBも「オリオールズは2025年に向け、モートンと菅野智之に計2800万ドル(約44億円)を投資した。これがマイク・エライアスの言うところの、コアになる若手たちを取り巻く『壮大なプラン』なのか? どうなんだ?」と、不満たらたらだった。 (写真はAP)
中日スポーツ