長野朝日放送

5区には、自民党・前職の宮下一郎さん、立憲民主党・新人の福田淳太さん、同じく新人で共産党の後藤荘一さんが立候補を予定しています。 自民党・前職の宮下一郎さん（66）は、12万円の政治資金収支報告書不記載があり、比例代表での重複立候補ができなくなりました。 ■宮下一郎さん 「党の決定を受け入れて、背水の陣で戦おうという思いでいる。多くの皆様にご理解をいただけるように、活動の中でも説明をしていきたいと思いますし、何より再発防止政治の透明化に向けての改革が大事なので、これまでの経緯を踏まえたうえで、しっかり政治改革に取り組んでいくとこのことを訴えて頑張っていきたい」 立憲民主党・新人の福田淳太さんは、30歳。千葉市に本社を置く地方紙「千葉日報」で記者を務めていました。 「政治とカネ」問題を追及する構えです。 ■福田淳太さん 「政治改革。自民党のなか、政権与党のなかで自浄作用がないことが、改めて分かったかと思っている。裏金議員と言われる方たちについても、大半が今回公認を受けることになっている。そして何より、お金がかかる政治の温床となっていると私が考えておりますのが企業団体献金でございます。この企業団体献金の完全な禁止。私は進めていきたいと考えております。」 飯田市議を15年以上務めた共産党・新人の後藤荘一さん（71）は、主な公約に「政治とカネ」問題の追及を掲げています。 ■後藤荘一さん 「やっぱりこの裏金事件。本当に徹底究明。そして、金権体質の自民党政治を終わらせるように、解散総選挙は徹底的に戦っていく決意であります。額は少なくても安部派が何をやってきたのか。その間承知しているはずですので、そういった説明責任というのは額の少なさでもあると思うので、そこら辺は追及していきたい。」