ランキング「自分はマネー関連の知識が豊富だ」大阪府が1位!貯蓄上手1位は滋賀県に【関西のお金事情】
「自分はマネー関連の知識が豊富だ」と回答した人の割合
2024年1月から新NISAが始まり、資産形成や投資をする人が増えつつあります。 将来に備えて、お金の勉強を始めた方もいるのではないでしょうか。 ソニー生命が実施した「生活意識調査2023」で「自分はマネー関連の知識が豊富だ」と回答した人の割合トップ10は、以下の表のようになりました。 ・1位:大阪府24% ・2位:埼玉県23% ・3位:神奈川県22% ・4位:山梨県、奈良県21% ・6位:北海道20% ・7位:宮城県、京都府19% ・9位:東京都、福岡県18% 1位には、大阪府が24%でランクインしました。 トップ10を見てみると、関西が3府県、関東が3都県のほか、東北地方の中心である宮城県と九州地方の中心の福岡県も登場しています。 全国展開している金融機関や証券会社の本店・支店の数が多い地域は、マネー関連の情報にも触れる環境が整いやすいことが、調査結果にも影響しているのかもしれません。
「自分は貯蓄上手だと思う」と回答した人の割合
自分の老後資金や子どもの教育費などのため、収入の一部を毎月貯蓄に回している方は多いでしょう。 宝くじでも当たらない限り大きな金額を一度に貯蓄することは難しいですから、毎月コツコツ積み上げていくことが大切です。 ソニー生命の「生活意識調査2023」には、「自分は貯蓄上手だと思う」という質問項目も設けられていました。 トップ10にランクインした都道府県は、以下の表の通りです。 ・1位:滋賀県36% ・2位:大阪府34% ・3位:宮城県、富山県、兵庫県32% ・6位:神奈川県、福井県、香川県31% ・9位:奈良県30% ・10位:愛知県29% トップ10にランクインした都道府県のうち、4府県は関西地方でした。 特に滋賀県・大阪府・兵庫県は、ほかのマネー関連のランキング結果にも登場している印象です。 「天下の台所」と呼ばれた大阪、かつて日本の都であった京都・奈良があり、古くから人や物の交流が盛んだった関西地方。 人や物が集まるぶんお金のやり取りも活発に行われ、商人文化が発達したことが、現代の関西人のお金に対する意識の高さの下地になっていると考えられます。