DR-Z4S、390アドベンチャーR、F450GS、KLE500!? …各社ミドルアドベンチャー&エンデューロをEICMAに投入! それぞれの特徴を一気にチェック
どれにしようか? 悩めるニューマシンたち
今回のEICMA2024で発表されたA2ライセンスモデルのアドベンチャーとエンデューロモデルは、それぞれのメーカーの考え方の違いが感じられて非常に面白い。スズキは完全にエンデューロ路線。KTMは目的別にバリエーション展開、BMWはアドベンチャーとエンデューロのいいとこ取り、カワサキはおそらくアドベンチャーといった感じだろうか。 日本への導入を考えると、スズキとKTMは400cc以下なのでそのまま、カワサキは500ccだとするとその400cc版を導入する可能性が高い。問題はBMWで、これは400cc版を作る可能性は低いと考えられる。価格の面においてもスズキ、KTM、カワサキは80~90万円程度となるだろうが、BMWはG310GSが74万円からということを考えると100万円オーバーが予想される。もちろんそれ相応の装備が備わっており、免許と価格という不利を跳ね除けるだけのパワー感じさせるパッケージではある。いずれも2025年度中には日本仕様もリリースされるだろうから、今から期待して待ちたいところだ。
後藤秀之