ソニーが理工系女子学生を支援 年間最大120万円の奨学金も
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理工系を専攻する女性を増やすため、ソニーが支援プログラムを創設しました。 高校生: 自分がやりたいことから仕事を探して理系に決めたのか、得意から仕事を探したのか。 ソニー 電気設計エンジニア・山川小百合さん: 私は元々ものづくりが結構好きで、この仕事をいつかやってみたいというのもあった。自分がその当時思い描いた世界だけが正解ではないということだけは忘れないでほしい。 27日、東京都内で行われたのは、進路選択に悩む中高生とソニーグループで働くエンジニアや理工系を学ぶ大学生との交流会。 ソニーエンジニア: はんだ付けや電気回路などをやっているところから物理にいった。全然別のところに行って、最終的にITエンジニアに落ち着いている。 女子中高生に理工系の楽しさや働く面白さを伝え、その道に進むか悩んでいる女子学生の後押しをしたいとして開催されました。 日本では理工系を専攻する女性が少なく、27日に参加したエンジニアの中には、大学での女性の割合が1割程度だったという人も。 こうした課題解決に向け、2024年、ソニーは理工系を学ぶ女子学生向けの支援プログラムを創設。 女子大学生や大学院生を対象に、年間最大120万円の奨学金を給付するとともに、女性エンジニアと交流する機会を提供し、ロールモデルが身近にいる環境をつくります。 理工系女性支援プログラム第1期生・加藤環季さん: 「ものをつくる」ということにとって、それをテストしたりするときに「女性の視点が足りない」ということを論文を読んで、私自身が理系の選択をしている以上、携わらなければならない問題だと感じた。これからの理工系の発達を後押しするような仕事ができたらいいなと。 ソニーは、自分の夢と好奇心を持って挑戦する学生の力に期待しているといいます。 ソニーグループ 人事部・杉上雄紀さん: 「世界を感動で満たす」というソニーのパーパスにおいて、感動してくれる方(の半数)も女性だし、感動を生み出す側も女性が半分いるわけで、そういう人たちが感動をつくっていくとかサポートしていくようなソニーというところにも、女性の目線がもっと加わっていくことによって、より良い体験・商品・サービスとか、接し方などを含めて生まれてくると思う。
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