「静かな休暇」「コーヒーバッジング」「ゴーストジョブ」など…2024年の働き方のトレンドを表すキーワード(海外)
などという言葉が2024年に登場した。 これらは、仕事をテーマとしてトレンドになった言葉の一部だ。 【全画像をみる】「静かな休暇」「コーヒーバッジング」「ゴーストジョブ」など…2024年の働き方のトレンドを表すキーワード ここでは、2024年の働き方のトレンドを振り返ってみたい。 ゴーストジョブ、コーヒーバッジング、静かな解雇、静かな休暇…。 2024年最も話題となった職場のトレンドは、よく知られた言葉になっただけでなく、コロナ禍が働き方を一変させた後も続いており、労働者と経営者の間の権力闘争を浮き彫りにしている。 2024年の最大の動きは、「働き方のモデルの変化、技術の統合、従業員の期待の変化を反映している」と、ネクスト・レベル・ベネフィッツ(Next Level Benefits)のCEOであり人事コンサルタントのローレン・ウィナンズ(Lauren Winans)は話している。 これらの中には新しい流行とは言えないものもあるが、いずれも2024年の仕事に関する話題で大きな注目を集めたものだ。以下に2024年に話題となった主なトレンドを紹介していこう。
ゴーストジョブ(Ghost Jobs)
「ゴーストジョブ」は、新しい言葉ではないが、2024年は多くの注目を集めた。 ゴーストジョブはは、実際には雇用主が募集していると見せかけて、実際にはそのポジションの採用が行われていないネット上の求人情報のことだ。 雇用主がゴーストジョブを求人情報に掲載する理由はいくつかある。企業が順調に成長していることを示唆したい場合や、将来実際に空くポジションに備えて人材プールを整えておきたい場合、または過剰労働している従業員に近いうちにサポートに入る人員が増えることを示唆したい場合などだ。
静かな休暇(Quiet Vacationing)
「静かな休暇」は、ほとんど説明不要だが、一応説明しておくと、従業員が休暇を取る際に有給休暇を使わず、上司に知らせずに休むことをいう。
オフィス復帰(Return-to-Office:RTO)
2024年も大手企業では「オフィス復帰」のルールが続々と導入された。アメリカ最大の雇用主の一つであるアマゾン(Amazon)は、週5日の完全な出社を発表して最も注目される企業の一つとなった。ただしスペース不足のために一部の従業員に対しての実施が遅れている。