Excel世界一が決定!ところでExcel世界選手権ってどんな大会?
Excelはスポーツだ! Microsoft(マイクロソフト) Excelの世界選手権大会決勝戦が米国ラスベガスで開催され、2024年のチャンピオンが決定しました。 …って、Excelの世界選手権っていうのが、あるんですね。毎年1回開かれていて、それ用に、レスリングみたいなチャンピオンベルトも用意されていると…。
Excelの選手権とは?
Microsoft Excel世界選手権を主催しているのはMicrosoft、ではなくて、Financial Modeling World Cupという団体。元々は金融モデリングのスキルを競う大会を開いていたそうです。で、そのスピンオフとして、ゲーム系タスクのみで競う大会を2021年に開始し、それが2022年に正式に「Microsoft Excel World Championship」となりました。年々盛り上がってきていて、今や米国のTV局・ESPNで放映されるほどに。 今回の試合でJarman氏を含む決勝進出者が取り組んだのは、シミュレーションゲーム『ワールド・オブ・ウォークラフト』のプレイをスプレッドシートで管理するタスクです。Jarman氏ら参加者はゲームキャラクターのチームを管理し、ゲームの進行に合わせて各キャラクターの経験値やゴールド、キャラクターの武器や知性、ダメージといった数値をトラッキングしていくんです。課せられたタスクをこなすごとに、ポイントが加算されていき、一定時間でのポイントを競う仕組みです。 Excelの達人たちがどんなことをしてるのか、上の動画のこのあたりから見られます。パッと見た限りでは複雑なマクロをガンガン回しているとかではなく、セルごとにコツコツと、オフィスで数字系分析とか資料作りしてるのと同じようにも見えますね。 でも主催者はこの競技を「Excel Esports」と呼んでます。たしかに会社でのExcel作業も、文字通り体力勝負だったり、反射神経が求められたりしますもんね。Excel Esportsの例題が主催者のページに載せられてるので、腕に覚えのある方はぜひチェックしてみてください。