HUAWEIのフラッグシップスマートフォン「HUAWEI nova 13シリーズ」が発表
Huaweiは12月12日(木)、同社フラッグシップスマートフォン「HUAWEI nova 13シリーズ」を発表した。AIを活用したポートレート撮影機能に特徴をもつ。 ラインアップはスタンダードモデル「HUAWEI nova 13」(以下、13)と、上位モデル「HUAWEI nova 13 Pro」(以下、13 Pro)の2機種。リアカメラは13が2眼構成、13 Proが3眼構成。 13のリアカメラには、50MPの「Ultra Vision Camera」(F1.9)と、画角120°の8MP「Ultra-Wide Macro Camera」(F2.2)を搭載する。10倍のデジタルズーム機能をもつ。フロントカメラは60MPで画角100°の「Front Ultra-Wide Portrait Camera」(F2.4)を備える。 一方、上位モデルとなる13 Proは50MPの可変絞り付きカメラ「Adjustable Aperture Camera」(F1.4~4.0)と、12MPで光学3倍ズームに対応する「Telephoto Portrait Camera」(F2.4)を搭載しており、なおかつそれらは光学式手ブレ補正を備えている。「Ultra-Wide Macro Camera」は13と同じ。フロントカメラは「Front Ultra-Wide Portrait Camera」に加えて、8MPの「Close-Up Portrait Front Camera」(F2.2)も搭載する。 撮影モードには「AIベストエクスプレッション機能」を導入。1人またはグループの写真を撮影する際に、連写された写真から最も魅力的な表情を選び、最適な写真構図に調整するというもの。 バッテリー容量は5,000mAhで共通。100W HUAWEI SuperCharge TurboとAI精密温度制御を搭載しており、13は10分で、13 Proは9分で50%充電が可能としている。 デザインも特徴的で、衣服やアクセサリーのようなチェック柄を取り入れた。厚さ6.98mm(13)の薄型ボディで、グリップ性にも優れるとしている。 ディスプレイは6.7型(13)、6.76型(13 Pro)。ダイナミック・トゥルーカラー・ディスプレイを搭載しており、HDR技術とAIアルゴリズムを組み合わせてシーンを自動的に認識する。それによりハイライトとシャドウの両方でより鮮明なディテール、色彩、明るく透明感のある視覚体験が得られるという。 なお、製品情報はグローバルサイトで公開されており、日本国内向けサイトにはまだラインアップされていない。
デジカメ Watch,本誌:宮本義朗